【木原 恵子弁護士へのインタビュー】離婚問題は最初が肝心。女性ならではの視点で不安を取り除き、相談者に寄り添いながら迅速に対応

弁護士を志したきっかけを教えてください
『困っている人が早い段階で相談できる環境をつくりたい』
大学卒業後、一般企業に就職したあと法律事務所に転職しました。弁護士の仕事を近くで見ているうちに「大変だけどやりがいのある仕事だな」と思い、弁護士を志すようになりました。
法律事務所では破産管財人の補助事務をしていました。破産管財人の仕事は会社が倒産したあとの事後処理となります。素晴らしい技術や人を持った会社でも、破産してしまうとバラバラとなってしまい、苦しい状況に置かれた従業員の方たちの状況を見ていると、「もっと早くに弁護士に相談できなかったのか」と強く思うようになりました。
困っている方が早い段階で相談できる環境を整え、早いうちにトラブルを解消したり、未然に防ぎたいと思ったのがきっかけです。
理念や先生ならではの強みや特徴を教えてください
『ご相談者に寄り添い、女性ならではの視点でアドバイスができる』
女性ならではの視点で話ができるのが強みです。離婚は女性の依頼者が多いので、依頼者に寄り添いながらアドバイスができます。
離婚はトラブルが起きたときの精神的な負担が非常に大きいです。そのため、ご相談者が弁護士と話をする際、「相談しやすいな」と思えるような事務所の雰囲気に工夫するなど、少しでも依頼者の不安や精神的な負担を取り除くことができるように配慮しています。
また、最近は男性からの相談も増えています。男性のご相談者の場合は「相手(妻)はどのように考えているのか」など、相手の立場に立った意見を求められたりします。このような観点で、男性が女性弁護士に相談されるのも良いと思います。
ご相談者との関わり・法律問題の解決のために心がけていることはありますか
『離婚問題は最初が肝心。初期段階で相談者の不安を取り除き、迅速に動く』
初期段階でご相談者の不安を取り除くこと、こまめに連絡を差し上げること、迅速に動くことを心がけています。
例えば、場所にもよりますが、離婚調停は1か月~1か月半、場合によっては2か月に1回のペースでしか行われません。そのため、離婚の進みが遅くなってしまいます。特にコロナ禍では裁判所が閉まっていたため調停ができなくなりました。このような場合、調停外で交渉を進め、状況に応じて当事者間で協議離婚を成立させることもあります。
そのときの状況に応じて依頼者にとって何が一番良い解決なのかを見極め、それに応じた解決方法を速やかに行うようにしています。
特に離婚問題は最初が肝心です。相手から暴力を受けていたり、家を追い出されたり、生活費をもらえないなどの場合は迅速な対応が必要不可欠です。
離婚問題でお悩みの方が弁護士を頼むより良いタイミングはいつと考えますか?
『離婚が頭に浮かんだら相談を』
相談は早い方が良いですね。離婚が頭に浮かんだ段階で相談に来られると良いと思います。
特に女性の場合、経済的な理由で離婚に踏み切れないという方が多いです。一方、離婚後にどのような社会保障や給付を受けられるのか、年金はどうなるのかといったことをご存知ない方も多いです。
また、離婚が成立するまでの間は、相手から婚姻費用を支払ってもらうことができますが、請求した時点からの支払いになります。請求する前の期間については婚姻費用を支払ってもらうことができません。こういうことを知らないままご自身の預貯金でやりくりし、お金が足りなくなり、ようやく婚姻費用を請求した頃には離婚直前になってしまい、結局、婚姻費用を受け取ることができないといったこともあります。
離婚を考え始めた段階で正確な知識を得て、何をどういう方法でいくら請求できるかということを把握し、適切な方法で相手に請求しながら離婚を進めていくのが良いと思います。
弁護士事務所の相談や利用に迷っている方にメッセージをお願いします
『弁護士は相性が大切。信頼できる弁護士と一緒に進めていくことが重要』
「何から始めたら良いかわからない」という方の場合は、まず現状と悩みや心配ごとをお聞きし、整理したうえで必要な手続や解決策を説明するようにしています。お気軽にご相談ください。
「初回相談無料」の法律事務所も多いですし、インターネットに離婚や弁護士の情報も様々掲載されています。
ただ、弁護士は相性が大切です。特に離婚は人生がかかっていますから、「この弁護士なら信頼できる」と思えないと依頼することを躊躇してしまいます。まずは弁護士の人柄を見極めるという意味でも、早めに相談していただいたほうが良いと思います。
もちろん、一度相談したからといって、その弁護士に依頼しないといけないわけではありません。自分の考えを理解してくれる弁護士かどうかを見極め、ダメならほかの弁護士を探すのも良いですし、「この人なら大丈夫」と思ったら依頼して弁護士と一緒に進めていくことが重要です。
弁護士に相談したものの、「費用がもったない」などという理由で、あとは自分で対応しようとする方もいます。ただ、夫婦仲に問題がなかったときは普通に相手と話ができたかもしれませんが、夫婦関係が悪化した状態では話し合いはうまくいかないことが多いです。むしろ、余計に関係が悪化してしまい、「先生、もう一回助けてもらえませんか」と依頼されることもあります。場合によっては取り返しがつかない状態に発展していることもあり、後悔されるケースもあります。
趣味・休日の過ごし方・ストレスの発散方法
趣味はダイビングです。最近は忙しくてなかなか行けていませんが、時間が取れれば海の綺麗なところに行って、ダイビングを楽しんでいます。
旅行も好きです。仕事で海外へ法制度の調査等に行くことがあるのですが、仕事とはいえ、新しい土地に行ったり、環境が変わるとリフレッシュしますね。
おすすめの場所ひとつ(本・映画・場所etc…)
素敵なカフェで美味しいご飯を食べたり、見つけに行くのが大好きで、友人とよくお店を探しています。この(事務所の)近くにも素敵なカフェやレストランがたくさんあるので、おすすめです。

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リヤン中之島法律事務所
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着手金 | 22万円~ |
報酬金 | 33万円~ |
料金体系 | 【相談料】 ・初回30分無料 ・2回目以降から、5,500円/30分 【着手金】 ・離婚協議:22万円~ ・離婚調停:33万円~ 【報酬金】 ・離婚成立のみ:33万円 ※事前に着手金・報酬金の見積書を提示します ※全て税込 |
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