質問『モラハラになるのでしょうか？』と弁護士の回答

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  2020/05/01

  モラハラとは、精神的暴力や嫌がらせをいい、離婚原因（婚姻関係を継続し難い重大な事由）に該当することがあります。
  
  モラハラに該当するのか、該当するとして離婚原因になるかは、一つの言葉を取り上げて判断するのではなく、日常生活において夫からどのような対応を受けたのか、複数の事実関係を基に判断することが一般的です。
  「俺を不愉快にさせるな」という言葉だけでは直ちにモラハラに該当するかは分かりませんが、一般的にこのような発言をする夫であれば、その他の言動も併せるとモラハラ行動をしている可能性は十分考えられます。
  
  ご自身や家族がこれまで夫にされた言動がモラハラに該当するのか、それを理由に離婚等の請求が可能かについては、一度弁護士にご相談されてはいかがでしょうか。
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  2020/04/30

  モラハラになると言うためには、
  
  どういう経緯で「不愉快にさせるな」という言葉が出てきたか
  
  発言の頻度等総合的に判断されます。
  
  また、モラハラだとして、離婚だけを請求するのか、それとも慰謝料もあわせて請求したいのか、
  
  あるいはそこまでは求めないがそういった発言をやめてほしいという円満を求めたいのかによって、
  
  要求されるモラハラの程度も変わります。
  
  したがって、今、いただいた情報のみからでは判断しかねるところです。
  
  以上、どうぞご了承ください。
  
  あやめ法律事務所弁護士松尾美幸