質問『性格の不一致のため。』と弁護士の回答

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• 弁護士法人A&P　瀧井総合法律事務所

  

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  2023/01/25

  性格の不一致の場合、配偶者にどのように離婚を切り出したらよいかについてお答えいたします。
  
  夫婦がお互いに離婚に同意しない限りは、法定の離婚事由が無い限り離婚は認められません。
  そして、性格の不一致は、離婚事由として明記されているわけではないので、単に性格が合わないという理由だけで離婚が認められるわけではありません。
  そのため、裁判での解決ではなく、話し合いでの離婚や、調停での離婚を目指した方が良いでしょう。
  
  離婚の切り出し方としては、まずは、夫婦が冷静に話し合えるタイミングで話をしてください。すぐに冷静な話し合いをすることが難しい場合は、一旦別居して距離を置いても良いです。子供がいる場合は、子供に話を聞かれて不安な思いをさせないように注意した方が良いでしょう。
  
  当事者同士で話し合いをしにくい場合や、話をしてもまとまらない場合は、第三者である弁護士を入れて話し合いをしたり、家庭裁判所に離婚調停を申立てて協議した方が良いでしょう。離婚調停には弁護士を同席して協議することもできます。
  
  離婚の話をするにあたっては、離婚をするかしないかだけでなく、親権、養育費、財産分与などの離婚条件も検討する必要がありますので、事前に弁護士にご相談されることをおすすめします。