質問『妊娠発覚後の婚約破棄に関して』と弁護士の回答
弁護士に質問する裁判・調停
さかな/30代/女性
2022/12/30
妊娠発覚後の婚約破棄に関して
妊娠発覚後(妊娠したことを告げた後)に婚約破棄して関係解消したい、子も認知しないとパートナーの男性に言われました。
強制認知や慰謝料、養育費についての調停や裁判を起こすには、まず何からすれば良いですか?
また私が集められる情報や証拠は何がありますでしょうか?
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強制認知や慰謝料、養育費についての調停や裁判を起こすには、まず何からすれば良いですか?
また私が集められる情報や証拠は何がありますでしょうか?
※質問に回答できるのは掲載している弁護士の方のみです。
回答
- 2023/01/05ご質問内容を前提とすると、婚約関係にあったといえるか、パートナーと子供との血縁関係があるかの2点がポイントになると考えられます。
まずは婚約関係と評価できる事情(プロポーズの有無、婚約指輪の準備、結婚式場の予約の有無、結納の有無、家族への挨拶等)に関する証拠を準備した方が良いでしょう。
婚約があったと評価できれば、婚約の不当破棄として慰謝料請求できる可能性があります。
婚約の有無にかかわらず、パートナーと子供との血縁関係があると認められれば、認知させ、養育費を請求することが可能です。
順序としては、まず話し合いの中でDNA鑑定をして血縁関係を明らかにする方が良いでしょう。
血縁関係が認められれば、強制認知が可能になるので、話し合いでの解決の可能性が高まります。
当事者間での話し合いがまとまらなければ、家庭裁判所に認知調停を申立て、それでも応じない場合は裁判をすることになります。
調停や裁判をするには専門知識が必要です。
また、ご相談者様は今後出産を控えられているので、ご自身で交渉や調停をされるのは心身ともにご負担になることと存じますので、弁護士に依頼することもご検討下さい。 - 対応地域:全国 所在地:京都府京都市中京区
- 最寄駅
- 京都市営地下鉄「丸太町駅」より徒歩7分
電話で問い合わせる通話無料0078-6008-0841営業時間:平日9:00-18:002023/01/06大変ですね。調停や裁判は時間がかかります。
出産の前後は体力と気力がそちらに割けないと思います。
弁護士に依頼して対応された方がいいと思います。
まずは、今のうちに弁護士に相談されてはいかがでしょうか。
裁判や調停では、相手といつから、何時まで交際し、
どんな交際をされていたか、
何時頃妊娠したか、
パートナーの男性の氏名・住所・勤務先・手持ちの財産等
のわかる資料が必要になると思われますが、
ケースバイケースになりますので、
まずは交際の最初から最後まで主だったエピソードを時系列にして
相談を受けてはいかがでしょうか。 - 2023/01/05まず婚約の事実を証明するものとしてはどういったものをお持ちでしょうか。
同居されておられたのか、婚約指輪、結納等の取り交わし、双方の両親への紹介等があったのか、といった事実を拾い上げることになりましょう。
また認知については、出産を覚悟した上で申し入れることになりましょう。最終的に認知に応じてもらえないのであれば、裁判等による強制認知を検討しなければなりませんが、DNA鑑定の資料が収集・提出の可能性があるかも検討下さい。相手方か鑑定に応じない場合には状況から子供の父親が相手方しか考えられないことを示す必要がありましょう。
いずれにしても、具体的な状況から検討することになると思いますので、弁護士に相談に行かれることを勧めます。
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