質問『お力を貸してください』と弁護士の回答

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  2022/12/07

  結婚前に配偶者が購入されていたとしても、内縁関係にあったとされると共有財産として財産分与の対象となる可能性があります。
  
  共有財産であれば盗んだことにはなりません。
  また、共有財産でないとすると、購入された配偶者の財産となりますが、夫婦間なのでいずれにせよ窃盗罪で処罰されることはありませんのでご安心ください。
  共有財産であっても、そうでなくても、話し合いによって引き取ることは十分可能です。
  他の財産もあるようでしたら、ペットを引き取ることは譲れないが、他の財産を多めに譲るなどの条件で調整するのも一つの考え方です。
  
  もっとも、配偶者もペットを引き渡すように言っていることから、すんなり解決できるとは限りませんので、話の持って行き方など具体的なところは弁護士に相談されることをおすすめします。
  もちろんペットのこと以外の相談もできるので相談されてみてください。
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  2022/12/06

  同棲が事実婚だと認定できれば、犬は、財産分与の対象になります。
  
  なので、警察は動かないと思います。
  
  引き取りたいのであれば、離婚話と並行して財産分与の話をすればよいと思います。
  
  話がつかなければ、家庭裁判所に離婚調停を申し立てたら良いでしょう。
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  2022/12/07

  弁護士の金森将也です。夫婦の財産は、共有であると推定されますので、盗んだという話にはなりません。また、刑法上、夫婦間の窃盗は処罰されません。ですから、安心して犬を飼い続けていただいて結構かと思います。
  　別居中ということは、離婚を検討しておられるのでしょうか。「犬を盗んだから逮捕」などと無茶な論理を言う相手方と冷静に話し合いができるとは思えません。離婚を進めるのであれば、弁護士の支援を受けるのが良いと思います。