質問『家の分与と土地の分与の評価額に対する計算の違いについて』と弁護士の回答
弁護士に質問する財産分与
たかこ/40代/女性
2020/10/20
家の分与と土地の分与の評価額に対する計算の違いについて
夫婦共同で購入した家と土地の、夫の持分を買って住み続けたいと思っています。
夫は家も土地も合わせた評価額÷0.65でと言っています。
しかし、家の価格は評価額そのものでよく
土地の価格は評価額÷0.7の実勢価格で、という話を人から聞きました。
評価額÷0.7というのは土地にしかありえない話だとのことでした。
家の価格を評価額そのものということはありえるのでしょうか?
査定してもらうのが正しいのかもしれませんが、査定でもしかして金額が上がってしまったら
どうしようと思っています。
家はもう11年経過しています。
どうぞ教えて下さい、宜しくお願い致します。
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夫は家も土地も合わせた評価額÷0.65でと言っています。
しかし、家の価格は評価額そのものでよく
土地の価格は評価額÷0.7の実勢価格で、という話を人から聞きました。
評価額÷0.7というのは土地にしかありえない話だとのことでした。
家の価格を評価額そのものということはありえるのでしょうか?
査定してもらうのが正しいのかもしれませんが、査定でもしかして金額が上がってしまったら
どうしようと思っています。
家はもう11年経過しています。
どうぞ教えて下さい、宜しくお願い致します。
※質問に回答できるのは掲載している弁護士の方のみです。
回答
- 2020/10/21離婚に伴う自宅不動産の財産分与については、複雑な問題も多く、お困りのことと存じます。
不動産の査定方法については様々な方法があり、必ずこの方法でしなければならないというものではありません。
ご質問者様が記載されているように、土地について、固定資産評価額÷0.7の方法で時価を算出し、建物について、固定資産評価額を用いるというのも一つの方法です。
しかし、夫が提案している、家も土地も含めた評価額÷0.65という算出方法は通常は行わない方法で、家屋の価値にもよりますが、時価を夫に有利に算出している可能性もあるように思います。
このような提案をしてくるケースでは、不動産以外の財産につていも、ご相談者様に不利な条件を主張してくる可能性も否定できません。
したがって、ご相談者様が本来分与を受けられる財産をしっかりと確保するために、弁護士にご相談され、対策を検討することをおすすめします。
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