弁護士の離婚の解決事例(30ページ目)

弁護士による離婚問題の解決事例をご紹介します。弁護士に相談された経緯、お悩みの解決を依頼された結果、どのようにして解決したかを都道府県・相談内容別にまとめています。
ご自身の状況に近い事例がきっと見つかりますので、弁護士への相談を検討中の方は是非、参考にしてください。

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性格の不一致で別居状態より協議離婚の成立

依頼者情報
  • 年代40代
  • 性別男性
  • 子ども2人
  • 離婚方法協議離婚
  • 離婚原因性格の不一致
  • 相談内容その他離婚理由
来所の背景

私は、12年前に妻と結婚し、しばらく円満な婚姻関係を継続してきました。

しかし、娘二人の教育方針の違いや、妻が家事をおざなりにするようになり、3年前から性格の不一致により、果ては別居することになりました。

別居後も生活費・養育費として35万円の支払い(住宅ローン含む)を続けていましたが、自らの経済状況が厳しくなったことや、婚姻関係の形骸化が進み、離婚を考えるようになりました。もう以前のような夫婦関係に戻ることは難しいと考えました。

そこで、当事務所に相談にいらっしゃいました。

依頼内容

仮に離婚調停・訴訟に至ったとすると、精神的にも経済的にも負担が大きくなると考え、弁護士に相談前は当事者同士で協議をメールで重ねていましたので、弁護士を介しての協議・妻の説得をご希望でした。

あくまで自分から離婚するのであるから、特に子どもの生活費・教育費として一定の金銭を支払うことについては問題はないが、離婚の条件として必要以上に多額の金銭的給付を行うことはできないですし、法的に適切な金額の財産分与・養育費支払いの条件で話し合いを進めたいとのお話でした。

依頼後

妻は当初、離婚の条件についても多額の金銭的給付を要求しておられました。

しかし、最初は夫側の提案に全く聞く耳を持たなかった妻も、次第に心を開き、今後このような婚姻関係を継続しても事態が好転することはないことを理解・経済的にもマイナスであることを理解し、最終的には提案を受け入れ、当初夫が提案していた条件で離婚に応じてもらうことができました。

長年別居を続け形骸化している夫婦間においては、弁護士を間に入れることで、協議が円滑化することもあります。当事者間の無理な協議で解決しようとして、問題を拗らせたり・無理に不利な条件で離婚するのではなく、早期の段階で弁護士にご依頼されることで、円滑に協議離婚を行うことができ、両者にとって新たな人生のスタートを迎えることができる場合もあります。

もちろん弁護士を入れた場合でも、財産関係が複雑なケース等は、調停に移行せざるを得なかったりしますが、それでも当事者同士の感情的な対立が深刻化せずに穏当な解決を迎えることもできるのです。

面会交流中の連れ去りから子どもの取り戻し成功

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別女性
  • 子ども非公開
  • 離婚方法非公開
  • 離婚原因その他
  • 相談内容親権・養育費
来所の背景

ご依頼者Aさんは、夫と別居し、1歳の長女を連れて実家に戻っていました。夫が長女との面会を希望するので、実家で夫と長女を面会させていました。夫は、実家では、時間が持たないので長女を連れて外出することを希望するので許可していました。

ある日夫は、長女を連れて外出したまま戻ってきませんでした。夫は、勤務先をやめ、転居しており、長女を連れたまま所在不明となってしまいました。

依頼内容

警察に捜索願をだし、警察が夫を見つけてくれ、夫と長女と1度面会することはできましたが、その後の面会は、夫に連絡を取ることが出来ない状態でした。

子どもを取り戻したいが、警察は夫の連絡先を教えてくれず困っている。

依頼後

このような事案について私は相談を受け、家庭裁判所に子の引渡の仮処分と監護者指定の審判の申立をしました。

夫の父を通じて裁判所の書類を送付したり、家庭裁判所調査官が夫の父に夫の所在調査をしているうちに、夫に弁護士がつき、子の引渡の仮処分と監護者をAさんとする審判がなされました。

夫は、高等裁判所に即時抗告することなく確定し、夫の弁護士より、面会交流を認めることを条件に子の引き渡しの提案がなされ、Aさんはこれに応じて夫の弁護士を通じて長女を取り戻すことができました。

連れ去られた子どもを引渡し審判により取り戻した

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別男性
  • 子ども1人
  • 離婚方法非公開
  • 離婚原因その他
  • 相談内容親権・養育費
来所の背景 離婚後、夫が子を親権者として監護しつつ、元妻とは自由に面会を許していたが、ある日、元妻が子を面会で連れて行ったまま、子を返さず連絡も絶ってしまった。
依頼内容 子どもを取り戻して、今まで通り親権でありたい。
依頼後

依頼者は警察にも相談したが、事件としては取り上げてくれなかったことから、当職らに相談することとなった。受任後直ちに、子の引渡し審判及び保全処分を申し立てた。

審判期日において、元妻は代理人を就けて出頭したが、子どもが自分と暮らすことを望んでいるから返せないと主張した。

その後の期日内のやり取り、及び代理人間のやり取りを経て、最終的には、子を一旦は返し、事実上、子が双方の自宅を泊まり合うというような形で合意が成立した。

当初は当事者間の感情のぶつかり合いが激しく一向に話し合いが進まなかったが、代理人間の協力により、急速に話が進んだ。双方、あくまでも審判を求めて決着を付けるという道もあったが、その場合、子に対する調査官調査なども経なければならず、子どもに過酷な負担を与えるということを双方考慮し、上記のようなある意味で玉虫色の和解となった。

当職らの方針としても、また、依頼者の気持ちとしても、できるだけ子どもに寄り添う解決をということであり、相手方代理人とも円滑なやり取りが叶ったことから、解決までの時間もさほどかからなかった。

当職らとしては、離婚事件や子どもに関する事件は、とにかく依頼者の要求を叶えれば良いというわけでなく、相手方も含めて双方の納得のいく解決、子どもにとっても良い解決こそが望ましいと考えている。今回相手方に就いた代理人も協力体制の取れる弁護士であったことからソフトランディングが可能となった。

このような当事者、弁護士、家庭裁判所の皆の協力により解決を得られることが望ましく、弁護士にとっても満足度の高いものとなる。

150万円の解決金を引換えに離婚成立

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別女性
  • 子ども非公開
  • 離婚方法調停離婚
  • 離婚原因性格の不一致
  • 相談内容その他離婚理由
来所の背景 結婚して数年で別居に至り、夫が性格の不一致を理由に離婚調停を起こしてきた。
依頼内容 ご依頼者様(妻)としては、あまりに一方的な離婚でこのまま受け入れることはできないということで、ご相談にいらっしゃいました。
依頼後

当職が介入前に既に3回の調停が終了していたところから受任するに至った。

受任後、調停に同行し、妻の主張を伝えたところ、調停委員からも解決金名目での支払で離婚を考えられないかという提案があり、最終的には上記の金額で合意するに至った。

ご依頼者様としては、それでも納得のいかない部分はあるであろうが、せめてもの解決金を獲得できたことで弁護士に委任する意味はあったと思われる。

不貞相手から200万円の慰謝料を獲得

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別女性
  • 子ども非公開
  • 離婚方法非公開
  • 離婚原因不貞行為
  • 相談内容慰謝料
来所の背景 夫が不貞をしたため、夫の不貞相手に対し慰謝料請求をしたい。
依頼内容 不貞相手に不貞を認めさせ慰謝料の請求がしたい。
依頼後

妻の代理人として、不貞相手に対し内容証明郵便にて慰謝料請求をしたところ、不貞相手の代理人弁護士から不貞を否認する内容の回答が届いたことからすぐに訴訟を提起した。
訴訟においても、不貞相手は不貞を否認していたが、当方の証拠から不貞の存在は明らかであったことから、裁判官からも和解勧告がなされ、最終的には不貞を認める形で200万円での和解が成立した。

相手方が不貞を否認してきた理由や根拠は定かではないが、その場合にはやはり不貞を認めるに足りる証拠があるかという点が最重要となる。やはり一番証拠として価値が高いのはホテルや自宅に出入りする調査レポートであるが、それ以外にも日付のはっきりした誰が見ても性交渉の存在が明らかであるやり取りのあるメール等が必要となる。

夫婦間では浮気は確定と思われるような、例えば、夫が避妊具を持っていた、女性用の下着をプレゼントしていた、などだけでは、未だ「夫が特定の相手と性交渉を持った」ということを確定させる証拠とはいえない可能性が高い。

不貞の慰謝料請求については証拠の確保と吟味が重要となる。

浮気を認めさせ親権を獲得!

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別非公開
  • 子ども1人
  • 離婚方法非公開
  • 離婚原因不貞行為
  • 相談内容親権・養育費
来所の背景 離婚事件で、小さい子供の親権者にどちらがなるかという問題で来所されました。
依頼内容 このご依頼者は、相手方が仕事と称して夜遅くまで帰らないことが多かったが、それは浮気をしていたからだ、そのような人に子供を委せられないと主張しました。
夜遅い時間に、依頼者が相手方に「今どこにいるのか」ととがめるメールなどが残っていますが、決め手となる客観的証拠は、見つけられていない状況でした。
ご依頼者は、浮気を認めさせ親権を獲得することを希望されていました。
依頼後 依頼者と相談のうえ、費用はかかるが興信所に相手方の素行調査を依頼しました。
興信所の担当者とじっくり打ち合わせのうえ、調査に着手してもらったところ、いきなり、相手方が浮気相手と遠方にドライブをしている様子を撮影することに成功したのです。
結局、依頼者が親権者になることに相手方も同意し、和解しました。
興信所に依頼したからといって、いつも成功する訳ではありませんが、調査方法をいろいろと工夫すれば、成功につながることがあります。

一度手放した親権の再獲得に成功

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別女性
  • 子ども非公開
  • 離婚方法協議離婚
  • 離婚原因その他
  • 相談内容親権・養育費
来所の背景 定期的に会っていた子供が母親と暮らしたいと希望している。
依頼内容 離婚後子供を引き取ったが経済的な理由から、父親に親権変更したが、自分の生活が安定してきたので、再度子供を引き取りたい。
依頼後 元夫と家庭裁判所で調停を通した解決。

40年間のDV被害に終止符!財産分与の獲得に成功

依頼者情報
  • 年代非公開
  • 性別女性
  • 子ども1人
  • 離婚方法調停離婚
  • 離婚原因DV
  • 相談内容財産分与
来所の背景

依頼者は20代で結婚してから、長年、夫から怒鳴られるなどの被害を受けていました。
そのため体調は不調となり通院もしていましたが、医師にも夫から怒鳴られているなどと相談できず、自分が悪いのだと思って生活されていました。

偶然、成人した子供家族と外出中、依頼者が夫に怒鳴られ倒れてしまい、お子様がフォローして、ようやく自分がDV被害を受けているということを認識され、相談に来られました。

依頼内容

依頼者の希望としては、夫が子供の家にまで来るなどしたため、まずは生活の安全を確保したいということ。

そして離婚に際しては依頼者様名義の預貯金はあるものの、今後の生活を考えると十分ではなく一定額の財産給付を受けたいというご希望でした。

依頼後

依頼者の安全な生活を確保するために、依頼されてすぐDV防止法に基づく接近禁止命令の申立を行いました。
夫側はDVの有無について正面から争ってきましたが、適切な資料を用意し保護命令を得ました。

その後、離婚についても協議による解決は困難でいたずらに時間を浪費し、早く安心した生活環境を手にしたいという依頼者の要望をかなえるために、すぐに調停申立を行いました。

離婚調停手続きの中でも夫はDV自体は争い、また財産分与についても難色を示していましたが不動産や生命保険という現預金以外の財産についても、原則通り2分の1の財産分与を認めさせ、同財産分与により今後の生活保障となりうる一定額が確保できたため早期に離婚調停が終結することができました。

当初ご相談の際には俯きながら震えながらお話しされていましたが、事件終了後にお礼にお越しいただいたときには明るく今後の生活を語られており、お力になれてよかったと痛感しました。

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