質問『元夫からの養育費減額と住宅ローン借り換え要求について』と弁護士の回答

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財産分与
りな/40代/女性
2023/04/19
元夫からの養育費減額と住宅ローン借り換え要求について
三年前に離婚し、子供四人と元夫名義の家に住むことになりました。また公正証書にてローンの支払いは私、支払い完済後名義を変更すると約束しました。家のローンは夫名義で残額は2200万円でした。また銀行と相談し、元夫の本籍を家の住所にした状態なら住む事が可能との回答をもらいました。ローンの支払いは事務手続きの関係上、養育費から引き残りの金額を私に振り込む形でまとまりました。一昨年元夫、私ともにそれぞれ再婚し、私は夫の仕事のため韓国に移住し、家には実父が住んでいます。また元夫はどこで何をしているかわかりません。再婚後元夫より子供が産まれたため住宅ローンの借り換えと養育費の減額を求められています。また住宅ローンを借りている銀行からは昨年末で残額が186万円との案内がきました。
現状は以上になります。
質問ですが、
1,住宅ローンは名義変更をした方がいいのでしょうか?メリット、デメリットがあるでしょうか?
2,養育費の減額を要求されていますがどのように対応するのが良いでしょうか?

元夫の性格上、嫌なことから逃げて責任転嫁したり道徳心に欠ける傾向があるためどんなことをしてくるかわかりません。何かアドバイスをいただけますと幸いです。
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    養育費の減額等請求されており、大変ご不安なことと存じます。

    養育費の減額について、当然に応じる必要はありません。
    とはいえ、離婚時に公正証書を作成していた場合であっても、養育費減額調停を申し立てられる可能性はあります。

    養育費減額調停では、本当に減額事由があるか、どの程度の減額となるかについては、元配偶者やその妻の収入状況や子どもの年齢等、様々な事情を基に判断することとなります。

    また、自宅不動産について、法的にローン借り換えを強制される可能性は少ないかと思います。
    しかしながら、元配偶者がどんなことをしてくるか分からない性格ということですので、突然、自宅不動産を勝手に売却したり、抵当権を設定する等の嫌がらせ行為をする可能性も否定できません。

    ローン残額が200万円を切っていることから、ご相談者様がローン借り換えを行ったり、また元配偶者の代わりに先にローンを返済し名義変更を行った上で、残額の支払いを元配偶者に請求する方法もあります。

    今後のとるべき最善策を検討するためにも、なるべく早めに弁護士にご相談下さい。
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    1,住宅ローンを相談者がお支払いとのことなので、可能であればローンの名義は変更したほうが良いと思いますし、その場合、家(土地も夫名義?)もローンの名義人に合わせるとよいと思います。メリットとしては、完済した時に夫と改めて話をするよりも、今回の夫との話し合いで一気に家のことまで解決できるということでしょうか。デメリットは、所有者ならではの義務つまり家の管理費、固定資産税を払う義務が生じることでしょうか。

    2,夫に子供が生まれたのであれば、それは正当な減額理由になります。戸籍等きちんとした証拠を提示してもらい養育費の話し合いをしてはどうでしょうか。もし、話し合いが整わない場合には通常は、減額を求める夫が調停を起こすのですが、ご自身が韓国にいるため、一方的に夫が養育費を減額するかもしれません。そのような減額後の金額が妥当なものかわからないので、その場合は、弁護士に相談せざるを得ないと思います。また、場合によっては家庭裁判所の調停を利用せざるを得ないでしょう。
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