女性が離婚問題を相談するなら女性弁護士へ!離婚に強い弁護士の選び方
女性ならではの視点や細やかな気配りは、相談する際に大きな安心感を与えてくれます。さらに離婚問題の実績が豊富であれば、理想的でしょう。
そんな女性弁護士を選ぶ際のポイントや特徴を解説いたしますので、ぜひ参考になさってください。
- 目次
女性が弁護士を選ぶポイント①<女性弁護士が在籍している>
まずは女性弁護士が在籍しているか確認しましょう。
離婚は女性にとって複雑な問題も含むため、同性の方が相談しやすいというのが事実です。解決までに長期間要す場合もあるので、安心感を得られる弁護士を選ぶのは大切なことです。
女性が女性弁護士を選ぶメリットは大きく2つあります。
1.女性弁護士なら女性と目線で相談に応じてくれる
女性は「妻」や「母」など、置かれている立場によって抱える悩みや希望する解決法が異なります。
夫婦間の問題、家同士の問題、子どもの問題など、離婚と言っても一筋縄ではいかないことが多いのです。
家庭があり、育児経験のある女性弁護士であれば、同じ目線で相談に応じてくれます。
また、精神的にも疲れやすい問題なので、優しい言葉がけや親身な姿勢は信頼感を得られます。
2.デリケートな悩みも話しやすい
離婚問題は男女トラブル、金銭トラブルなどデリケートな問題が多くあります。家族や親しい友人にも話しづらく、一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。
女性弁護士は、そんなデリケートな問題に寄り添い、配慮するのが強みです。
抱えている悩みをすべて打ち明けることで、専門家ならではの新たな助言や解決法を見出せることもあるはずです。
女性弁護士が在籍している弁護士・法律事務所
一般的に弁護士は男性が多い傾向がありますが、以下の法律事務所では女性弁護士が在籍しています。
男性弁護士に相談したほうが良いケースもある
一方で、相談者によっては男性弁護士を選んだほうが良い場合もあります。
日本の弁護士の8割が男性弁護士ということもあり、弁護士選びの選択肢は格段に広がります。
専門分野を持った男性弁護士も多く、ひとつの問題に対して深い知識があるのも特徴です。
問題に対しての大局的な思考や俯瞰的な視点、一歩離れた冷静な助言も男性弁護士ならではです。
適度な距離感を持ってサポートして欲しい方や淡々と問題解決を望む方には、男性弁護士が向いているかもしれません。
どちらを選べば分からないという場合は、女性弁護士・男性弁護士どちらにも相談をして、自分に合うのはどちらか判断するのも良いでしょう。
女性が弁護士を選ぶポイント②<個室完備である>
離婚問題の相談内容は、不特定多数に知られたくないものです。
弁護士事務所には弁護士以外のスタッフや他の相談者もいるので、話しづらいと不安に思うこともあるかもしれません。
そんなときは、個室完備の弁護士事務所を選びましょう。
女性弁護士と1対1の空間であれば、周りに気遣うことなく安心して相談ができます。
また、個室のある事務所は相談者のプライバシーにも配慮しているという点でも信頼できます。
個室完備の弁護士・法律事務所
以下は、プライバシーに配慮した個室完備の弁護士事務所になります。
離婚問題に強い弁護士の特徴とは
離婚問題を扱う弁護士はたくさんいますが、「離婚問題に強い弁護士」を探すにはどうすれば良いのでしょうか。
実は離婚問題に強い弁護士には特徴があり、そのポイントを押さえて見分けることが大切です。
家事事件や一般民事事件を主に扱う弁護士であること
弁護士によって、主な取り扱い事件が違います。
離婚問題に強い弁護士は、家事事件や一般民事事件を主としていることが特徴です。
家事事件とは家庭内の事件を指し、一般民事事件とは男女間や金銭トラブル、人間関係に起こる事件を指します。
この2つに精通している弁護士であれば、離婚問題解決の実績があるという指標にもなります。
費用の説明が明確であること
弁護士に依頼する上で、費用については誰もが気になることです。
そもそも弁護士費用とは、依頼時の着手金と問題解決後の報酬を合わせた金額です。
相談者にとっては費用の仕組みや内訳が不明確なことがあるので、費用に関する説明を事前に行う弁護士は、離婚問題に慣れているという特徴があります。
離婚の解決実績が豊富なこと
離婚問題解決を掲げていても、弁護士は新人からベテランまでいます。
もちろん実力と年齢は比例するわけではありませんが、実績の数は選ぶ際の判断材料にはなります。
離婚問題は複数のトラブルを抱えることが多く、複雑なものです。解決数が多ければ多い程、弁護士の経験と知識が豊富だと言えるはずです。
対応が早いこと
実力のある弁護士は依頼も多く、同時に複数案件抱えることがあります。そのため、相談の回答に遅れが生じることもあるようです。
対応のスピードは信頼関係にも影響するので、忙しい中でも迅速な対応を心がけている弁護士を選ぶ方がベターです。
コミュニケーションが取りやすいこと
弁護士選びで最も重要なのは、信頼関係が築けるかどうかです。
女性でも男性でも、実績豊富な有能な弁護士でも信頼関係が築けなければ上手くいきません。
「こんなことは言いづらい」「何となく話しにくい」という状態では、相談者が描く解決にはなりにくいのです。
まずはしっかりと話し、誠実に耳を傾けてくれているのか、問題の本質を理解してくれているのか、的確なアドバイスをしてくれるのかなど、実際に会って見極めることが必要です。
まとめ
近年では女性弁護士も増え、女性が相談しやすい環境になりつつあります。
男性には話しづらいことがある、同じ目線で寄り添って欲しいという方には女性弁護士は強力な味方です。
相談者によっては男性弁護士のほうが上手くいくこともありますので、どちらが良いか迷う場合は双方に相談して選ぶのも一つの手です。
女性であれ、男性であれ、相性が良く、誠実に向き合ってくれる弁護士であることが重要です。ご紹介した特徴を参考に、自分に合う弁護士を探してみてはいかがでしょうか。
当サイト「離婚弁護士相談リンク」には女性・男性に関わらず、離婚問題に強い弁護士を多数掲載しています。お気軽にご利用ください。
都道府県から弁護士を検索する
離婚コラム検索
離婚の基礎知識のよく読まれているコラム
-
1位基礎知識弁護士監修2020.10.28離婚したいけどお金がない人が離婚する方法と知っておくべき全知識専業主婦やパートタイマーなど、離婚後の生活やお金がないことが理由で「離婚したいけ...
-
2位基礎知識弁護士監修2019.02.05離婚を決意する瞬間は妻と夫では違う!決意後に考えなければいけないこと離婚したいけど踏みとどまっている人と離婚した人の最大の違いは決意したかどうかです...
-
3位基礎知識弁護士監修2018.09.072度目の離婚後は旧姓に戻せない?離婚後に姓と戸籍がどう変わるのか離婚によって自分自身と子供に関係するのが苗字の問題です。離婚はしたいけれど自分と...
-
4位基礎知識弁護士監修2020.01.17親が離婚した子供の離婚率|子供も離婚しやすくなる理由と解決策とは「親が離婚すると子供の離婚率が上がる」と言われることがあります。実際、「親の離婚...
-
5位基礎知識弁護士監修2019.10.04産後セックスを再開する目安はいつ?身体の変化と夫婦生活が減ったときの対処法妻の妊娠・出産を機にセックスがなくなったという夫婦も多いのでは?産後は子供のこと...
新着離婚コラム
-
裁判・調停2024.10.28家事手続案内とは?家庭裁判所で相談できること、できない時の相談先家庭裁判所は家事事件と少年事件を扱う裁判所です。家事事件について悩みがあるものの...
-
財産分与2024.10.18株式の財産分与|評価方法や基準時、注意点を解説離婚の際、婚姻中に夫婦が築き上げた財産を公平にわけることになります。これを財産分...
-
その他離婚理由弁護士監修2024.09.27障害児の子育てを理由に離婚できる?離婚する前に考えるべきこと一般家庭と比べて障害児のいる家庭の離婚率は高いと言われています。これについて正確...
-
親権・養育費2024.09.25養育費に連帯保証人をつけることはできる?注意点と未払いを防ぐ方法近年、養育費の未払いが社会問題化しています。政府統計ポータルサイトe-Statの...
-
基礎知識弁護士監修2024.08.23祖父母は面会交流できる?孫との関係を守るポイントと改正民法を解説離婚によって子供と離れて暮らす側の親には子供と面会する権利があります。面会交流は...
離婚問題で悩んでいる方は、まず弁護士に相談!
離婚問題の慰謝料は弁護士に相談して適正な金額で解決!
離婚の慰謝料の話し合いには、様々な準備や証拠の収集が必要です。1人で悩まず、弁護士に相談して適正な慰謝料で解決しましょう。
離婚問題に関する悩み・疑問を弁護士が無料で回答!
離婚問題を抱えているが「弁護士に相談するべきかわからない」「弁護士に相談する前に確認したいことがある」そんな方へ、悩みは1人で溜め込まず気軽に専門家に質問してみましょう。