浮気・不倫相手の子供を妊娠した!させてしまった!緊急事態に取るべき対応とは?

不貞行為
浮気・不倫相手の子供を妊娠した!させてしまった!緊急事態に取るべき対応とは?
婚姻関係のある夫婦であれば、妊娠はとても喜ばしいことです。
しかし、浮気相手の子供となると話は別。
妊娠をした喜びよりも、「どうしよう!」と頭を抱えてしまうのではないでしょうか。

一度お腹に宿った命は、問題がなければ日々育っていきます。
望まない妊娠だったとしても、命に対する責任は重く受け止め対応しなければなりません。

この記事では、浮気相手との間に子供ができてしまった際に、まずすべきこと、出産や中絶を選んだら覚悟すべきことなどを解説します。
目次
  1. 「妊娠したかも!」と思ったら、早急にすべき3つのこと
    1. 病院で妊娠の事実を確かめる
    2. 妊娠していたら子供をどうするか話し合う
    3. 不倫相手と今後の関係を話し合う
  2. 浮気相手との子供を産むとき、女性が覚悟すべきこと
    1. 不倫相手の配偶者から慰謝料請求を受ける可能性がある
    2. 結婚しない場合はシングルマザーとして育てていく
    3. 認知してもらえない場合は強制認知へ
  3. 浮気相手が子供を産むとき、男性が覚悟すべきこと
    1. 離婚・慰謝料請求を受ける可能性と離婚を拒否される可能性がある
    2. 不倫相手と結婚しない場合は認知を求められることが多い
    3. 慰謝料・養育費の支払いで経済的負担が増える
  4. 中絶を決めたら知っておくべきこと
    1. 中絶期間の確認
    2. 中絶にかかる費用
    3. 中絶は女性の心身を深く傷つける
    4. 中絶する場合は休業損害や慰謝料の支払い義務が発生することがある
  5. 不倫相手の子供を夫の子供として育てる「托卵女子」は危険!
    1. 不倫相手と夫の血液型が同じ場合はバレにくい
    2. 子供が成長するにつれ気付かれる可能性が高くなる
    3. DNA検査などでバレた場合は全員が傷つく結果になる
  6. 浮気・不倫相手の妊娠に関するトラブルは弁護士へ
  7. まとめ

「妊娠したかも!」と思ったら、早急にすべき3つのこと

生理が来ない。いつもと体調が違う。
肉体関係のあるパートナーがいるならば、妊娠を疑う女性は多いはずです。

もしかして…と思ったら、早急に妊娠検査薬で確認してください。
現在販売されている妊娠検査薬は正しく使用すれば、99%以上の精度を持つと言われています。
数分で結果が出るので、試してみましょう。

病院で妊娠の事実を確かめる

妊娠検査薬で「陽性」が出れば、すぐに病院に行きましょう。
妊娠している可能性は高いですが、妊娠検査薬が正しく使用されず、妊娠していなかったということもあります。
どちらにせよ、事実確認が必要です。

病院で確認できるのは妊娠5週目以降
最後の月経の開始日を0周0日目として数えます。

病院に行く際、不安であれば相手男性に同行してもらうようにしましょう。
妊娠は2人に重大な責任があります。
浮気相手とは言え、男性は女性に同行を求められたら拒否せずついていくようにしてください。

妊娠していたら子供をどうするか話し合う

病院で妊娠の事実が確認できたら、今後について話し合わなければいけません。
不倫関係の妊娠は、予期せぬことが多いはずです。

妊娠した女性も、妊娠させてしまった男性も気が動転しているでしょうが、冷静になることが先決です。
特に女性は自分の体に起きた出来事なので、情緒が不安定になっても当然です。
男性は責めたり怒ったりせず、女性のケアに努めてください。

そして、産むか・産まないかを決めましょう。
浮気相手が妊娠したら、急に連絡を絶ったり、逃げたりする男性もいますが、言語道断です。
どんな決断をしようとも、最後まで誠実に対応するようにしましょう。

不倫相手と今後の関係を話し合う

子供をどうするか決めたら、2人の今後についても話し合わなければなりません。

不倫関係を継続するのか、解消するのか。
継続する場合、離婚して再婚するのか、不倫関係のままでいるのかなど、お互いの未来にとって重要な決断です。

ただし、決断のタイミングも大切です。

中絶するのであれば、処置が終わり、肉体的にも精神的にも落ち着いてから決断するほうが良いでしょう。
出産するのであれば、離婚の時期、再婚の時期、認知や養育費についても並行して取り決めなければいけません。

婚姻関係の有無、子供の人数によっても問題は複雑化します。

結婚しているにも関わらず不倫をし、さらに妊娠してしまったからには、お互い無傷というわけにはいきません。

自分の人生、家族、お腹の子供にとってどんな選択がベストなのか考えましょう。

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浮気相手との子供を産むとき、女性が覚悟すべきこと

浮気相手との子供を産むとき、女性が覚悟すべきこと
夫とは別の男性の子供を産む。既婚男性の子供を産む。

いずれにせよ、女性にとって手放しで妊娠を喜べる状態ではなく、相当な覚悟をしなければなりません。
不倫相手の子供を妊娠し、出産を決意した女性はどんな覚悟が必要なのでしょうか。

不倫相手の配偶者から慰謝料請求を受ける可能性がある

男性が既婚者の場合、当然妻がいます。
妊娠がきっかけで不倫の事実が知れたら、相手の妻から慰謝料請求を受ける可能性は十分にあります。

自分のこと、子供のことで頭がいっぱいになっているでしょうが、請求された場合何かしらの対応が求められます。

一般的に不倫の慰謝料請求は50万円~300万円が相場と言われています。
妊娠を継続するにしても、中絶するにしても、ある程度の費用は必要です。
そのうえ慰謝料請求となると、経済的負担は大きいでしょう。

しかし、不倫の慰謝料請求には有効な証拠が必要です。
肉体関係があったと証明・推測できる証拠が妻側にない場合は、回避できる可能性があります。
また、相手が既婚者だと知らずに付き合っていた場合は妻側から慰謝料請求はできません。

既婚者だと知らずに妊娠したら、不倫相手に慰謝料請求できる可能性がある
男性のなかには「自分は独身だ」と偽って不倫関係に持ち込むことがあります。
妊娠がきっかけで既婚者だと打ち明けられたら、女性も騙されていたということになります。
この場合、貞操権の侵害で相手男性に慰謝料請求できる可能性があります。
このようなケースに該当する場合は、慰謝料請求を検討してみましょう。

結婚しない場合はシングルマザーとして育てていく

出産することを決め、浮気相手と関係を解消する場合は、シングルマザーとして育てなくてはいけません。
子供を一人で育てるのは並みの苦労ではありません。
特に乳幼児期の子供は手がかかり、仕事と育児の両立に苦戦することは間違いないでしょう。

家族のサポートがあれば良いですが、不倫で妊娠し、シングルマザーとなった場合、快く受け入れてもらえないことも考えられます。

少しでも経済的負担を減らすなら、不倫相手には認知してもらうようにしましょう。
認知をすると不倫相手に扶養義務が発生し、養育費の請求ができます。

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認知してもらえない場合は強制認知へ

認知をすると、戸籍に父子関係があることが記載されます。
妻に不倫の事実を隠している場合、発覚を恐れて認知を拒否することも考えられます。

認知をせずとも、個人間で養育費の取り決めをすることは可能ですが、法的な扶養関係は発生しません。

不倫関係だったとはいえ、子供の父親であることに違いありません。
認知を拒否するようでしたら、強制認知の手続きを取ることも可能です。

強制認知とは、認知をしてもらえない際に調停で認知を求める手続きです。
ここでも拒否されてしまうと、調停から裁判に移行します。
2人の関係性や妊娠までの過程を客観的に考慮し、ときにはDNA鑑定で父子関係を立証させることもあります。

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浮気相手が子供を産むとき、男性が覚悟すべきこと

浮気相手が子供を産むとき、男性が覚悟すべきこと
女性はお腹に子供を宿すと、本能的に子を守り、産みたいという感情が芽生えます。
「諦めて欲しい」と思っていても、女性が出産を決意したら男性の選択肢は少ないものです。

本心とは異なったとしても、女性に出産させると決めるからには以下の点を覚悟してください。

離婚・慰謝料請求を受ける可能性と離婚を拒否される可能性がある

不倫は隠せたとしても、妊娠・出産となると何かのタイミングで妻に知られる可能性もあります。
離婚をしたくないと思っていても、不倫・妊娠・出産となると、妻の怒りは計り知れません。
離婚請求はもちろん、相応の慰謝料請求を起こされる可能性は非常に高いでしょう。

また、浮気相手との再婚も簡単でなくなることも考えられます。
不倫の事実を知った妻が離婚を拒否した場合、離婚できる可能性は非常に低くなります。

なぜなら浮気・不倫は民法上の不貞行為(配偶者以外と肉体関係を持つこと)とされ、不貞行為をした側は夫婦関係を破綻させた有責配偶者となるからです。

原則、有責配偶者からの離婚請求は認められませんので、浮気相手と再婚の約束をしたにも関わらず、妻と離婚できないという事態も考えられます。

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不倫相手と結婚しない場合は認知を求められることが多い

浮気相手と結婚しない場合、認知をすることが基本です。
先にも説明したように、認知をすれば扶養義務が生じ、養育費を支払わなければなりません。
父子関係が認められることから、夫婦間で生まれた子供と同じく、法定相続人となり遺産を受け取る権利も発生します。

「不倫相手と結婚しないのなら家族に知られることはない」
「こっそり養育費を支払えばバレない」


と考えているなら、要注意です。

認知した時点で、戸籍にその旨が記載され、家族が何らかの手続きで戸籍を閲覧した際に知られることは十分にあり得ます。
また、自分が亡くなった際に認知した子供が遺産相続を申し出ることもあります。

いずれにせよ、浮気相手に子供を産ませるということにはさまざまなリスクが生じます。
男性には大きな責任があるので、自分の身だけを守るような行動はやめましょう。

慰謝料・養育費の支払いで経済的負担が増える

浮気相手と再婚するために離婚するなら、妻への慰謝料・財産分与、子供への養育費が発生します。
妻が離婚を拒否した場合、高額な慰謝料、財産をすべて譲る、妻の希望する養育費を支払うなど、かなり不利な条件を提示しなければならないこともあります。

さらに再婚相手との生活、生まれてくる子供の養育費など、毎月の負担額は相当なものになるでしょう。

一つの家庭を崩壊させて、同時に新しい家庭を築くことは簡単ではありません。
しっかりとした経済基盤がなければ、元の家庭も新しい家庭も立ち行かなくなることは肝に銘じておきましょう。

中絶を決めたら知っておくべきこと

妊娠は不倫関係を見直すきっかけにもなります。
秘密の恋愛を楽しんでいた2人が現実世界に引き戻されるからです。

家庭があるから子供は産めない、軽い気持ちの不倫だった、シングルマザーにはなりたくないなど、中絶を選ぶ理由はさまざまです。

話し合ったうえで中絶を決めたなら、以下のことを知っておいてください。

中絶期間の確認

中絶が可能な期間は、22週目までとされています。
妊娠初期(12週未満)と12週~22週未満では、中絶の方法が異なります。

妊娠初期(12週未満)
妊娠初期で中絶する場合、そうは法(胎児を掻き出す)か吸引法(機械で吸い出す)が選ばれます。
10分~15分程度で処置が終わり、母体への負担も軽く、その日のうちに帰宅できることがほとんどです。
12週~22週未満
子宮口を開く処置を行ったあと、子宮収縮剤で陣痛を促し、流産させます。
母体への負担は個人差があるものの、数日間の入院を要します。

中絶にかかる費用

病院や妊娠週数によって、金額は異なります。

妊娠初期であれば10万~20万円前後が一般的。
12週~22週未満の中絶手術は難易度も上がるため、処置をしてくれる病院も限られ、費用も高額になります。
ただし、医療保険に加入し、12週以降に中絶をした場合は出産一時金として39万円が支給されます。

母体への負担、費用を鑑みても、中絶するなら初期が望ましいでしょう。

ここで男性ができることは費用の負担です。
話し合ったうえで折半にしても良いですが、辛い手術を受けるのは女性です。
できるだけ全額負担する気持ちを持っておいてください。

中絶は女性の心身を深く傷つける

女性にとって妊娠は特別な出来事です。
葛藤のすえに中絶という決断をくだし、手術は心身ともに大きなストレスを受けることになります。

特に12週~22週未満での手術は人工的に出産させるので、激痛を感じながら産声を上げることのない子供を産まなければなりません。

また、この週数で中絶した場合、死産届と火葬の申請書も一緒に提出します。
妊娠初期とは違い、「子供が亡くなった」という事実に向き合う時間が長いため、正気でいられなくなることもあるでしょう。

この際、男性は精神的なケアに努めてください。
本当に辛く悲しい経験をさせてしまった自覚を持ち、心身が回復するまで見守るようにしましょう。

中絶する場合は休業損害や慰謝料の支払い義務が発生することがある

不倫による妊娠は同意がある性行為のため、基本的に慰謝料は発生しません。
しかし、以下のような事態になったときには何かしらの補償・慰謝料を求められることがあります。

中絶による長期休養の補償
中絶手術によって、身体的・精神的に不安定になり、長期間会社を休まなければならない事態も考えられます。
女性の職業や収入によって金額は変わりますが、休業損害として補償を求められることもあります。
権利侵害による慰謝料
妊娠・中絶に至るまでの経緯によっては、女性から男性に慰謝料請求ができることもあります。
【権利侵害になる得る例】
・レイプされた場合
・避妊しているとウソをついて妊娠させた場合
・既婚者だと隠して交際し、妊娠が分かった途端妻帯者でることを明かされた場合

このように、強制的であったり、ウソをつかれていた場合は権利侵害行為とみなされます。

不倫相手の子供を夫の子供として育てる「托卵女子」は危険!

不倫相手の子供を夫の子供として育てる「托卵女子」は危険!
不倫相手の子供を妊娠・出産し、夫の子供として育てる女性を托卵女子と言います。
不倫の事実を隠したいがための行動かもしれませんが、とても罪深いことなのです。

不倫相手と夫の血液型が同じ場合はバレにくい

不倫相手の子供を妊娠した直後に夫と性行為をすれば、夫が自分の子供かどうかを疑う可能性は低いはずです。
さらに不倫相手と夫が同じ血液型であれば、生まれてからしばらくはバレにくいでしょう。
托卵女子の子供を育てている男性のほとんどが「妻とそっくりだから」「血液型が同じだから」と、小さなうちは気付きにくいようです。

子供が成長するにつれ気付かれる可能性が高くなる

赤ちゃんや幼児の時は気付かれないにせよ、子供は顔がどんどんと変わっていきます。
ここで違和感を抱く男性が増えるようです。
いくら母親似といっても、子供はどこか父親にも似るものです。

周囲からも「全然似てない」と言われたりすると、ますます夫の胸中は複雑になります。

DNA検査などでバレた場合は全員が傷つく結果になる

夫の疑念が深まると、DNA検査を要求される可能性があります。
ここで強く拒否したり、感情的になると、余計に疑わしくなります。

もちろん、DNA検査をしたら親子関係がないことが証明されてしまいます。
こうなってしまうと、夫だけじゃなく子供も傷つくことになります。

我が子だと信じて育ててきた子供が、ある日突然他人だと証明された。
同時に妻が不倫をし、自分を騙していたことが分かった。

お父さんだと思って慕ってきた人が、赤の他人だった。
お母さんがお父さんを裏切って、生まれたのが自分だった。


それぞれが心に深い傷を負い、最悪家族がバラバラになる可能性もあります。
夫と不倫相手のどちらの子供を妊娠したか分からない状況ではなく、確信犯的に托卵する場合、このような悲劇が待ち受けているかもしれません。

浮気・不倫相手の妊娠に関するトラブルは弁護士へ

「浮気相手の子供を産んだが認知を拒まれている」
「不倫と妊娠が妻にバレてしまい、離婚請求をされている」
「妻が別の男の子供を妊娠したので、不倫の慰謝料と親権を取りたい」

このようなトラブルが起こったら、弁護士に相談することをおすすめします。
特に妊娠している場合は、多くの問題が絡み合うので、当人だけで解決できないのは当然です。

夫婦間での妊娠ではないので、一切の負担を避けるというのは難しいでしょうが、依頼者にとって最大の利益が得られるようサポートしてくれるはずです。

まとめ

浮気相手の子供を妊娠してしまった、させてしまったとき、一番大切なのは「自分にできる最善のことは何か」と考えることです。

自分の身の保身ばかり考えすぎると、相手に誠意が伝わらず、問題が大きくなることも考えられます。

出産するのか、中絶するのか、再婚するのか、解消するのか、慰謝料は請求できるのかなど、立場によって抱える悩みは変わり、自分ではどうしようもなくなることもあります。

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