あなたはいくらもらえる?離婚理由別の慰謝料相場と増額ポイント。

慰謝料
あなたはいくらもらえる?離婚理由別の慰謝料相場と増額ポイント。

「離婚するなら慰謝料って絶対もらえるの?」「どうやったらもらえるの?」「どれぐらいもらえるの?」「弁護士に相談した方がいいの?」 そんな離婚慰謝料についての疑問にお答えします。

なお、離婚慰謝料には、個別的な有責行為(離婚原因)に基づく慰謝料と、離婚そのもの(配偶者の地位を喪失すること)に基づく慰謝料とがあります。ただし、実務では必ずしも両者が明確に区別されていないので、以後は単に「離婚慰謝料」と呼びます。

目次
  1. 慰謝料とは何か
  2. 離婚慰謝料がもらえるケース・もらえないケースの違い
  3. 離婚慰謝料の相場
  4. 離婚慰謝料の算定要素
  5. 慰謝料請求には証拠が必要
  6. 離婚したいと思ったら早めに弁護士に相談

慰謝料とは何か

そもそも慰謝料とはどのようなものを意味するのでしょうか。

慰謝料とは、ある人(加害者)の行為によって他人(被害者)が精神的な損害を受けた場合に、その損害の賠償として加害者から被害者に支払われるお金のことです

法律的には、不法行為に基づく損害賠償金の一種ということになります。

これを離婚の慰謝料に当てはめると、相手が離婚の原因となる行為(例えば、不倫)をしたことによって、離婚という精神的な苦痛を受けたことに対する損害賠償が離婚の慰謝料だということになります。

日本の法律では損害の賠償は原則としてお金に換算して賠償することになっていますので、被害者が受けた精神的な苦痛についても、これをお金に換算して賠償することになります。

離婚慰謝料がもらえるケース・もらえないケースの違い

離婚をする場合、必ずしも相手方から離婚慰謝料が支払われるわけではありません。では、どのような場合に離婚慰謝料が支払われるのでしょうか。

たとえば離婚原因には、下記のようにさまざまなものがあります。

  • 不貞(不倫)
  • DV
  • モラハラ など

これらの離婚原因を作った責任が相手方にある場合には、離婚慰謝料がもらえます。しかし、離婚原因を作った責任が自分にある場合は、自分が相手に離婚慰謝料を支払う必要があります。

また、たとえば性格の不一致など、夫婦どちらに責任があるともいえないような原因で離婚をする場合には、離婚慰謝料をもらえません。

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離婚慰謝料の相場

離婚慰謝料が支払われるケースについて説明しました。では、離婚慰謝料の相場はいくらくらいの金額になるのでしょうか。以下に離婚原因のなかから、代表的なものを例に説明します。

不貞による慰謝料相場:100~300万円
DVやモラハラによる慰謝料相場:50~300万円

離婚慰謝料の算定要素

離婚慰謝料の相場について説明しました。

「離婚慰謝料の相場」の項でもわかるように、同じ離婚原因に基づく慰謝料でも、事案によって高額な慰謝料が認められたり、低額な慰謝料しか認められなかったりします。

では、なぜ同じ離婚原因でも事案によって離婚慰謝料が異なるのでしょうか。

離婚慰謝料には金額を算定する際に考慮される要素があります。離婚慰謝料額の算定要素としては、

  • 婚姻期間
  • 有責性の程度(態様の悪質性など)
  • 支払側の資力
  • 未成年の子の有無

など が挙げられます。 すなわち、

  • 婚姻期間が長いこと
  • 有責性が高いこと(態様が悪質であること)
  • 支払側に資力があること
  • 未成年の子がいること

などといった要素がある場合には、慰謝料が増額される傾向にあります。

これらの算定要素のうち、態様の悪質性とはどのようなものでしょうか。態様の悪質性は、離婚原因によってさまざまです。

たとえば、不貞であれば不貞期間が長いほど、また不貞の頻度が高いほど慰謝料が増額される傾向にあります。

DVやモラハラであれば、暴行などが強いほど、また、暴行などの回数が多いほど慰謝料が増額される傾向にあります。

慰謝料請求には証拠が必要

離婚慰謝料が支払われるには、相手方に有責行為があることが重要です。裁判で離婚慰謝料を認めてもらうには、相手方の有責行為について、客観的な証拠が必要になります

たとえば、不貞であれば、

  • メールのやり取り
  • 興信所の調査報告書

など が証拠になります。 DVやモラハラであれば、

  • 暴言・暴行などの場面での録音
  • 病院の診断書

などが証拠になります。

モラハラの事案では、ケガをさせられたり、物を壊されたりするわけではないので、客観的な証拠を集めるのが難しいかもしれません。

しかし諦めてはいけません。日々の継続的な日記が証拠になることもあります。

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離婚したいと思ったら早めに弁護士に相談

「離婚したいけれど、どんな証拠があれば離婚慰謝料をもらえるのかわからない」「相手方の有責行為の証拠はつかんでいるけど、どのような手続を使って、どれぐらい慰謝料を請求できるのか分からない」ということもあると思います。

離婚して時間が経ってからでは慰謝料を請求できなくなる可能性もあります。早めに弁護士に相談してください。

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