明確な離婚理由がない場合の離婚の解決実績・解決事例が豊富な弁護士とは

離婚理由で最も多く挙がるのが性格の不一致です。性格の不一致に含まれるものには「一緒にいるのが苦痛」「価値観の違い」など多岐に渡ります。
性格の不一致など、不倫やDVといった明確な離婚理由がない場合はどうすれば離婚できるのでしょうか。
この記事では性格の不一致や価値観の違いなど、明確な離婚理由がない場合に離婚する方法や明確な理由がない場合に弁護士に離婚を依頼するメリットや弁護士の探し方について解説します。
- 目次
よくある離婚理由とは
平成29年度の司法統計によると、離婚理由として多いものには以下のようなものがあります。
参考:裁判所「19 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所」
男性・女性ともに最も多い離婚理由は性格の不一致となっています。性格の不一致と一口に言っても、内容はさまざまです。性格の不一致を理由に離婚する場合、以下のような事情が含まれることも多いです。
- 金銭感覚の違い
- 性の不一致
- 子供の教育方針の違い など
結婚前には気づかなかったけれど、結婚して一緒に生活することで、今まで見えなかった相手の素の部分が見えてくることもあります。
性格の違いを知ったとしても受け入れることができれば良いのですが、不満が積み重なっていくことで離婚に発展してしまうことがあるようです。
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夫婦が離婚する原因ランキング|最も多い理由は“性格の不一致”!
よくある離婚の原因は?理由がなく離婚はできる?
性格の不一致など明確な離婚理由がない場合に離婚する方法
離婚の方法には以下の3つがあります。
- 協議離婚:夫婦が話し合って合意を図ることで離婚する方法
- 調停離婚:調停委員や裁判官を介し、話し合いで合意を図る離婚の方法
- 裁判離婚:裁判所の判決による離婚の方法
上記のほかに、審判離婚という離婚の方法がありますが、ほとんど利用されていません。
離婚する際は、まず夫婦で話し合いを行い、協議離婚の成立を図ります。協議離婚が成立しない場合、調停、裁判へと進んでいきます。
裁判では、民法で定める以下の法定離婚事由がなければ離婚が認められません。
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 3年以上の生死不明
- 回復の見込みのない精神病
- 婚姻を継続し難い重大な事由
性格の不一致など明確な離婚理由がない場合、裁判に進んでも離婚が認められない可能性が高くなります。そのため、できるだけ協議離婚を目指すことが大切です。
性格の不一致など明確な離婚理由がない場合は弁護士に依頼すべき
性格の不一致など、明確な離婚理由がない場合は弁護士に依頼しましょう。
離婚を考える相手と直接交渉するのはストレスそのもの。弁護士に依頼すれば、依頼者に代わって相手方と交渉してくれるため、ストレスを軽減できます。
また、弁護士は法的な知識を基にポイントを押さえて相手方と交渉してくれるため、有利に交渉を進めることができます。
明確な離婚理由がない場合の離婚の解決実績・解決事例が豊富な弁護士
明確な理由がない場合、相手方との交渉で離婚を図ることが重要です。このとき、明確な理由がない離婚に精通した弁護士に依頼すると良いでしょう。
理由のない離婚に精通した弁護士なら、相手方とどう交渉すべきか熟知していますし、「交渉を続けるべきか、調停に進むべきか」の判断もスムーズに行うことができます。
明確な理由がない離婚に精通した弁護士であるかどうかは解決実績を見ることで判断しやすくなります。明確な理由がない離婚の解決実績が豊富な弁護士・法律事務所には以下のようなところがあります。
下記は、夫から性格の不一致を理由に離婚調停を起こされたという事例です。調停が3回終了してから弁護士に依頼されました。弁護士が介入し、解決金を受け取ることで離婚が成立しました。
下記は、婚姻関係が破綻しているものの、妻から不利な離婚条件を要求されていた事例です。弁護士が介入し、養育費や慰謝料について妥当な金額を算出。交渉を重ねた結果、妥当な離婚条件で離婚が成立しました。
弁護士の解決事例についてはこちらをご覧ください。
まとめ
性格の不一致などの理由で離婚を考えたら、明確な離婚理由がない場合の解決実績が豊富な弁護士に相談・依頼しましょう。
当サイト「離婚弁護士相談リンク」はケース別に弁護士の解決実績を掲載しているため、さまざまなケースで解決実績が豊富な弁護士を簡単に探すことができます。ぜひお役立てください。
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